出塚水産の歴史
1930昭和5年 | 出塚忠吉が、当時の紋別町で蒲鉾製造業をはじめる。 |
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1932昭和7年 | 3名の従業員を雇用、機械を増設し、製造能力を高める。 |
1939昭和14年 | 店舗横に冷蔵庫を建築し、翌十五年の春完成。 |
1941昭和16年 | 戦時休製制に入り、原料魚、副資材の統制配給、 男子使用人の徴兵と相伴って、 蒲鉾製造は一時休止状態となる。 |
1951昭和26年 | 会社組織を株式会社とし、 社名を『出塚水産株式会社』と変更。 資本金八拾萬円壱萬六千株とする。 |
1971昭和46年 | 分割されていた店舗と工場を一つの敷地に集め、 新店舗として建築。 店頭での揚げ立て実演販売を常設。 |
1982昭和57年 | 出塚雄志が代表取締役に就任。 |
1996平成8年 | 出塚容啓が代表取締役に就任。 |
2001平成13年 | ホテルオホーツクパレス(紋別市)内に 直営店(Belle Neige)をオープン。 |
2002平成14年 | 北海道経済部より、中小企業新事業活動促進法に 基づく経営革新計画の承認を受ける。 |
2001平成13年 | ホテルオホーツクパレス(紋別市)内に 直営店(Belle Neige)をオープン。 |
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2002平成14年 | 北海道経済部より、中小企業新事業活動促進法に基づく経営革新計画の承認を受ける。 |
2003平成15年 | オホーツク氷紋の駅(紋別市)内に、直営店(デリかま)を オープン。 |
2004平成16年 | 札幌市内に大谷地店(札幌東急ストア大谷地店内)を オープン。 |
2006平成18年 | 新本社工場建設計画開始。 |
2008平成20年 | 新本社工場竣工。 |
2013平成25年 | 新千歳空港ターミナルビル内に直営店オープン。 |
歴代プロフィール
三代目 出塚 容啓
1961年5月28日 紋別生まれ。
紋別北高校(現 紋別高校)を卒業後、明治学院大学経済学部へ進学。
卒業後、1985年 東芝システム開発(株)の第一期生として、技術部へ入社。
翌1986年、(株)東芝 電算機情報システム事業本部第二部へ出向。
パソコンの技術支援、商品企画に従事。
主に基本システム(OS)の支援技術、商品企画を従事し、
C-DOS286(DRI社)、OS/2(MS社、IBM社)、
WindowsNT(MS社)を担当。
1991年末より、DynaBook用Windows95の立ち上げに従事。
Windows95出荷後、1996年7月退社。
同年8月、同社へ入社。
同年9月、代表取締役に就任。
2002年3月
紋別市水産加工業協同組合 理事就任
2019年5月
紋別市水産加工開発協会 会長就任
二代目出塚 雄志
1933年5月10日 紋別生まれ。
紋別高校へ進学、
紋別高校サッカー部の創設メンバーの一人となり、サッカーに熱中。
卒業後、明治大学商学部に進学。
その後、初代 忠吉の指導を受けながら蒲鉾製造の技術を習得。
1971年 | 店舗を全面改築し、店頭にて揚げ立て蒲鉾の販売を開始。 |
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1982年 | 同社代表取締役に就任。 |
1988年 | 紋別魚類青果(株) 監査役 |
1994年 | 紋別市水産加工業協同組合 代表幹事 |
1994年 | 紋別港ロータリークラブ会長 |
1995年 | 紋別市水産加工業協同組合 理事 |
1995年 | 紋別商工会議所 水産業部会 幹事 |
1995年 | 紋別市観光協会 常任理事 |
1995年2月 | 紋印紋別魚類買受人組合 副組合長 |
1996年2月 | 紋別市水産加工業協同組合 副組合長理事 などの役職を歴任。 |
ほとんどの役職を現役のまま、1996年9月11日 62歳で死去。 |
創業者出塚 忠吉
1901年11月23日 北海道石狩郡生まれ。
1930年、紋別の地に、手作りの蒲鉾屋を開業。
当時は、薪ストーブで、板付き蒲鉾を蒸し、残り火で焼き竹輪を焼いていたため、一日に数本の製品しか製造することができなかった。
「揚げたてかまぼこ」のはじまり
1971年(昭和46年)、いままで分割されていた販売店舗と製造工場を
ひとつの敷地に集約して新店舗として開業したときに、それははじまりました。
「店頭で注文を受けてから、油で揚げてアツアツのかまぼこを提供する」
一見、無謀とも思える店舗を開業したのです。
今では珍しくもないでしょうが、当時としてはかなりの冒険であったはず。
朝8時には、店頭のフライヤーに着火し(当時はガス式フライヤー)、
8時30分の店舗オープンには油温を160℃に保ちました。
そして実演販売は毎日夕方6時まで。
当時、商品数は少なかったのですが、
現在も販売している「かにボール」が主力商品で、1個10円でした。
そのころの紋別には45,000人以上が暮らし、今の2倍以上。
毎日、子どもたちが10円玉を握りしめて、
「かにボール1個ください」などと買いに来てくれたものです。
店員は、かにボールを油で揚げて、
アツアツのかまぼこを竹串にさして手渡していました。
狭い店舗内には、たった二人だけが座れる椅子とテーブルがあり、
子どもたちが、わいわい騒ぎながら食べている姿がありました。
それから36年後、2007年(平成19年)、
現在の地に、新店舗兼工場を移設し、
店舗では、当時と同じように
「アツアツの揚げたてかまぼこ」を提供し続けています。
会社概要
経営理念
そのひとつを、
一番大切な人のために
- 名 称 / 出塚水産株式会社
- 資本金 / 1,000万円
- 所在地 / 北海道紋別市港町五丁目三番二十三号
- 創 業 / 昭和5年
- 電 話 / 0158-23-2012
- 株式会社成立 / 昭和26年3月20日